脚本家もSNSを運営するべき?SNSを運営するメリットを解説
有名芸能人がSNSでさまざまな情報を発信していますが、脚本家もSNSで情報発信することには大きなメリットがあります。
本記事では、脚本家がSNSで情報発信するメリットや、使用するSNSの選び方、各SNSの特徴などについて解説します。
【目次】
1.脚本家がSNSで情報発信をするべき理由
2.SNS通じて、出会える人が増える
3.脚本家がSNS運用する上での注意点
4.SNSのプラットフォームとその特徴
5.脚本家のSNS事例
6.「Writer's door」なら本物の脚本家を目指せます!
1.脚本家がSNSで情報発信をするべき理由
脚本家がSNSで情報発信をする上で得られるメリットは、主に以下の4点が挙げられます。
・認知をしてもらえる
・仕事獲得につながる
・SNSを通じて出会う人が増える
・ブランディング
それぞれのメリットについて詳しく見ていきましょう。
認知をしてもらえる
SNSを通して、自分という脚本家がいることを全世界の人に知ってもらえるのは、情報発信のもっとも大きなメリットだといえます。
英語ができる人は、英語で発信することで世界中の人に自分の投稿を見てもらい、興味を持ってもらうことができるのです。
自宅にいながら作品の周知をしたり、自己PRができるのは本当に便利ですね。
仕事獲得につながる
例えば、SNSでこれまでの実績を紹介したり、「こんな脚本が書ける」とアピールをすることで、マッチする脚本家を募集している劇団や企業から、仕事の依頼が入るチャンスが期待できます。
脚本家以外の職業でも、SNSを通して自社のサービスをアピールすることで、新規案件の獲得につながっているアカウントはとても多いです。
SNS通じて、出会える人が増える
SNSでは自分の興味があるアカウントをフォローしたり、相互フォローをすることで不特定多数の人と簡単につながることができます。
同業の人とつながっているアカウントはたくさんありますし、例えば脚本家の場合は、映画監督や俳優などとつながることで、脚本に関わるさまざまな情報収集が可能です。
こうして関連するアカウントとつながることで、オフ会に参加したり、実際にオンタイムで会うケースは少なくありません。
SNSをやっていなかったら出会うことがなかった人と出会えるのも、SNSの醍醐味です。
ブランディング
「自分は○○脚本家だ」というブランディングをすることで、脚本家としての自分を求める人を増やすことができます。
売れている脚本家は、自分自身がブランド化しています。
「この脚本家が書いたストーリーなら面白いに違いない」と思われているから、名前を見ただけで周囲が食いついてくれるのです。
自分も「面白いストーリーを書く脚本家である」というブランディングをすることで、周囲からのニーズが高まります。
SNSを通したブランディングは、多くの人に見てもらえるほか、コストがかからないというメリットもありますので、ぜひ実践してみましょう。
2.脚本家がSNS運用する上での注意点
脚本家に限らずですが、SNSを運用する上で「炎上」のリスクは考えておかなければなりません。
脚本家がSNSを運用する上で気をつけたいことには、どのようなものがあるでしょうか。
炎上のリスクを理解する
脚本家に限らずですが、SNSを運用する上で「炎上」のリスクは考えておかなければなりません。
脚本家がSNSを運用する上で気をつけたいことには、どのようなものがあるでしょうか。
炎上のリスクを理解する
SNSが炎上する傾向を考えてみると、「炎上しやすいテーマ」があるように思われます。
時事について意見をしたり、賛否が分かれる行動をSNSに投稿したりすると、あっという間に拡散されてたくさんの人から非難のコメントが投げかけられるという具合です。
逆に、ネットユーザーに引っかかる話題でなくても、個人が何も考えずに投稿した内容が、いきなり炎上の的になってしまうこともあります。
自分の投稿で炎上を防ぐには、まず炎上しやすいテーマをリサーチし、同様の投稿は避けること。
また、何気ない投稿であっても、1度読み直して「他人が読んで不快にならないか」を検討した上で投稿ボタンを押すように意識することが大切です。
3.SNSのプラットフォームとその特徴
一言でSNSといっても、いろいろな種類があります。
以下に、主要なSNSの名前と特徴について解説しますので、自分の目的に合っているSNSを選んで運用してみましょう。
Youtube
TikTok
Twitter
Instagram
Facebook
stand.fm
Youtubeの特徴
「Youtube」は動画投稿型のSNSで、幅広い年齢層が登録・利用しています。
登録者数は日本人だけでも6500万人を超えますが、動画を投稿するのではなく視聴やコメントの投稿のみで利用している人も多いです。
Youtubeに動画を投稿すると、条件を満たすことで報酬が支払われる点が特徴です。
人気Youtuberになると、登録者数が100万人を超え、相当な金額の報酬を得ています。
TikTokの特徴
TikTokも動画投稿型のSNSですが、15秒から3分という短い動画を投稿するシステムである点がYoutubeと異なる点です。
利用者の年齢層は幅広いですが、特に10代の若者を中心に人気があります。
短い時間でさまざまなコンテンツを凝縮するので、内容が濃く楽しい動画が多いです。
TikTok内で人気のある動画のパロディ動画を作って、さらにTikTok内で投稿するのが流行っています。
Twitterの特徴
Twitterは、「つぶやき系」のSNSで、短い文章をスマホで簡単に投稿できることから、気軽に使えて人気があります。
日本では約4500万人の登録者がいて、主な年齢層は10代、20代です。
記録をするためのSNSというよりも、リアルタイムの状況や気持ちをつぶやく人が多く、それに対してコメントをしたり、「リツイート」として拡散するなどして利用します。
Twitterで拡散されたツイートが注目されてニュースになることも多いですし、政治家や世界的な有名人も使用しているなど、広く活用されているSNSです。
Instagramの特徴
Instagramは、画像投稿をメインとしたSNSです。
画像を自分好みに加工でき、きれいな画像を投稿できるので「インスタ映え」という流行語ができるほどの人気となりました。
日本には約3300万人の登録者がいて、有名人も多く利用しています。
「インフルエンサー」と呼ばれる人たちは、Instagramを通して商品やサービスを紹介する仕事をしています。
Facebookの特徴
Facebookは「日記投稿型」のSNSです。
日本での登録者は約2600万人で、TwitterやInstagramのように匿名での登録はNGで、本名と顔写真を掲載することがルールとなっています。
匿名での利用ができないので、投稿に対する炎上が少なく、比較的安全に利用しやすいSNSです。
アカウントの投稿は、日記や出来事などを投稿するのが主となっていますが、「Facebookページ」を開設することができます。
Facebookページは、Facebookに存在するホームページのような位置づけで利用することができるので、企業や個人事業主など、自分で事業やサービスを展開している人がPRに活用しているケースも多いです。
stand.fmの特徴
stand.fmは、「音声配信系」のSNSです。
誰でも音声を配信することができ、ラジオ配信のような感覚で利用できます。
音声配信系のSNSには「clubhouse」をはじめいろいろな種類がありますが、stand.fmはYoutubeのように再生回数によって報酬が支払われる点が大きな特徴です。
また音声配信系のSNSには、ある程度のリスナーが見込める人でないと音声配信ができないものがあるのに対し、stand.fmは誰でも音声配信ができるという点も特徴。
気軽にラジオ配信を体験できるので、伝えたいことをstand.fmですぐに発信できます。
4.脚本家のSNS事例
実際にSNSを運営している脚本家は意外と多いです。
また、SNSを運営していなくても、各々のSNSに登場して自己PRをしている脚本家はたくさんいます。
以下に、SNSに登場している脚本家や、SNSを運営している脚本家のアカウントを紹介しますので、これから脚本家としてSNSを運用する際の参考にしてください。
小寺和久さん
フリーの脚本家として活躍されている小寺和久さんは、「映画の裏側」を紹介する「シネマ人の映えない日常」というYoutubeのチャンネルにゲストで出演されています。
脚本家として生きる上で、映画好きな人が「脚本家ってどんな生活をしているの?」と気になっている部分を惜しみなく披露しています。
このように、例えば自分でTwitterを運営しているけれど、ほかの人が運営している別のSNSに登場するという方法も、脚本家としてのPRやブランディングをする上で有益です。(小寺さんはご自身のTwitterアカウントをお持ちです)
宮地ケンスケさん
お笑い芸人として活躍されている宮地ケンスケさんは放送作家としても活動しています。
Twitterでは携わった番組の放送日を周知したり、そのほかのお知らせを主に投稿されていますが、知り合いの投稿をリツイートして拡散することもあるようです。
注目される脚本家になるほどフォロワーも増えていきますので、投稿した内容をたくさんの人に見てもらうことができ、さらに関わった作品を知ってもらえるのは、SNSの大きなメリットです。
フォロワーが増えれば、投稿をフォロワーがリツイートして拡散してくれるので、どんどんよい相乗効果が生まれます。
白坂英晃さん
脚本家のほか、演出家や俳優としても活躍されている白坂英晃さんも、Twitterを運営されています。
作品公開のお知らせや、メディアに登場した際の周知などに活用されているほか、日常のちょっとしたこともつぶやくなど、幅広い内容の投稿をされていて、フォロワー数も多いです。
時折仕事に関する価値観をつぶやくと、脚本家としての気持ちをフォロワーが知ることができるので、脚本家としての自分により興味を持ってもらえそうですね。
杉浦理史さん
脚本家や演出家、放送作家など幅広い分野で活躍されている杉浦理史さんは、Youtubeを運営されています。
脚本家にまつわるさまざまな動画を配信されていて、「脚本家の一週間」から「脚本クイズ」、「脚本家あるある」など、脚本や脚本家に興味のある人が楽しめる動画です。
「脚本家クイズ」では、杉浦さんが関わった作品だけでなく、有名な映画にまつわるクイズに杉浦さんが回答されるなど、「あの作品てそうだったんだ…!」と驚くものも。
映画やアニメなどの作品に関する知識が広がって、とても楽しめるチャンネルです。
5.「Writer's door」なら本物の脚本家を目指せます!
より多くの人に脚本家としての自分を知ってもらうために、SNSの活用はとても有効です。
いろいろな脚本家のSNSを参考に、より自分を理想の形でブランディングできるSNSを見つけて運用してみましょう。
そして、名作を世に送り出せる脚本家を目指したい人に、「Writer's door」をご紹介します。
「Writer's door」は、現役かつプロの脚本家に自分の脚本を添削してもらえるオンラインスクールです。
アニメ脚本家や映画の脚本家、漫画脚本家など、あらゆるジャンルで活躍している脚本家に指導してもらえるので、自分の目指す分野に対して手厚い指導を受けることができます。
脚本家は、書き方を覚えて書けるようになっても、実際に仕事につなげることが難しいと感じている人が多いです。
「Writer's door」では、スクールで学んだ人に向けてコンペや仕事の紹介などを積極的に行っています。
実力をつければ、脚本家としてプロの仕事ができる道筋を整えていますので、「ただスクールに通って終わり」ということにならないのは、「Writer's door」で学ぶ大きなメリットです。
月に1回生配信の動画でリアルな講義が受けられるなど、学びがいがあるコンテンツを多数用意しています。
本気で脚本家を目指したい人は、ぜひ「Writer's door」で一緒に脚本を学びましょう!
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